乳頭端にかかる物理的圧力を測定できる技術、アイディア、アドバイスなどを頂ける会社を募ります。
【掲載会社:北海道デーリィマネージメントサービス(有)】
【概要】
乳牛が生産した乳を搾乳する場合、現在は機械化された搾乳機器を利用します。
搾乳機器の重要な部分が、乳頭に直接接触するライナー部分です。
ライナー部分構成:ステンレス製の外部のシェル部分とその中に組み込まれたライナーゴム
乳牛の乳頭は、このライナーゴムの拍動(1回/秒程度)により、搾乳期と休止期(マッサージ期)の繰り返しによる物理的力(加圧力と真空圧)がかかります。
この物理的加圧力は、強すぎても弱すぎても乳頭端組織に物理的影響(出血、傷、浮腫、
肥厚など)を与え、乳房炎(乳房の炎症)のリスクを高め、乳の品質にも大きな影響を与えます。
この乳頭端に加わる物理的加圧力を各種条件下で測定することで、乳頭に優しくかつ乳の生産性を阻害しないライナーゴムの開発を目指しています。
ある程度の指標ができれば、世界基準にもなり得るものと考えています。
実際の搾乳中の乳頭とライナーゴムの動きは、YouTube動画をご参照ください。
【当社が考える乳頭端加圧力測定方法】
第1段階:乳頭の大きさが色々あるので、測定位置(深さ)を変更できること、
同じ条件下でライナーの種類毎の数値が得られることが重要であると考えます。
第2段階:乳量の違い、乳頭の大きさの違い、酪農家の違い、ライナーゴムの違いなど
各種条件下での野外測定が必要と思われます。
【乳頭端加圧力測定のモデル図】
赤丸:測定センサー 複数箇所同時測定を想定
一度に数カ所同時に測定できれば良いが、1箇所のみであれば測定場所の深さを変えて、
測定回数を増やして対応する。
【Food Tech 最新技術の活用】
ICTやIoTなどdの最新技術を導入することによって、より効率的かつ作業性の向上を目指しております。当案件に適した最新技術がありましたらご紹介をお願い致します。
<企業情報>
企業名称:北海道デーリィマネージメントサービス(有)
設立:1995年
代表者:獣医学・畜産衛生学博士、獣医師 榎谷 雅文(エノキダニ マサフミ)
拠点:北海道阿寒郡鶴居村下雪裡5-9
Company URL:http://e-doto.com/hdms/
YouTube : (1034) 榎谷雅文 - YouTube
<ご相談・お問い合わせ>
ご興味のある方は、是非お問い合わせくださいませ。
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