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乳牛の搾乳中乳頭端にかかるライナーゴムによる加圧力の測定

更新日:2023年1月17日

乳頭端にかかる物理的圧力を測定できる技術、アイディア、アドバイスなどを頂ける会社を募ります。

               

                 【掲載会社:北海道デーリィマネージメントサービス(有)】



   

 【概要】


乳牛が生産した乳を搾乳する場合、現在は機械化された搾乳機器を利用します。

搾乳機器の重要な部分が、乳頭に直接接触するライナー部分です。

ライナー部分構成:ステンレス製の外部のシェル部分とその中に組み込まれたライナーゴム


乳牛の乳頭は、このライナーゴムの拍動(1回/秒程度)により、搾乳期と休止期(マッサージ期)の繰り返しによる物理的力(加圧力と真空圧)がかかります。

この物理的加圧力は、強すぎても弱すぎても乳頭端組織に物理的影響(出血、傷、浮腫、

肥厚など)を与え、乳房炎(乳房の炎症)のリスクを高め、乳の品質にも大きな影響を与えます。


この乳頭端に加わる物理的加圧力を各種条件下で測定することで、乳頭に優しくかつ乳の生産性を阻害しないライナーゴムの開発を目指しています。

ある程度の指標ができれば、世界基準にもなり得るものと考えています。


実際の搾乳中の乳頭とライナーゴムの動きは、YouTube動画をご参照ください。



【当社が考える乳頭端加圧力測定方法】


第1段階:乳頭の大きさが色々あるので、測定位置(深さ)を変更できること、

同じ条件下でライナーの種類毎の数値が得られることが重要であると考えます。


第2段階:乳量の違い、乳頭の大きさの違い、酪農家の違い、ライナーゴムの違いなど

各種条件下での野外測定が必要と思われます。

 


【乳頭端加圧力測定のモデル図】

赤丸:測定センサー 複数箇所同時測定を想定

一度に数カ所同時に測定できれば良いが、1箇所のみであれば測定場所の深さを変えて、

測定回数を増やして対応する。



【Food Tech 最新技術の活用】


ICTやIoTなどdの最新技術を導入することによって、より効率的かつ作業性の向上を目指しております。当案件に適した最新技術がありましたらご紹介をお願い致します。




<企業情報>

企業名称:北海道デーリィマネージメントサービス(有)

設立:1995年

代表者:獣医学・畜産衛生学博士、獣医師 榎谷 雅文(エノキダニ マサフミ)

拠点:北海道阿寒郡鶴居村下雪裡5-9



<ご相談・お問い合わせ>

ご興味のある方は、是非お問い合わせくださいませ。

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