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ミミズ型管内走行ロボット「Sooha」を用いた製造現場での配管点検・清掃ソリューション

                           (掲載会社:株式会社ソラリス)


ソラリスのSoohaは、独自開発した空気圧人工筋肉を使い、圧縮空気の給排気制御によってミミズのぜん動運動を模倣することに成功したソフトロボットです。

Soohaは柔らかくしなやかに動作し、その動きによって、内径が100mm以下の細くて複数の曲り(エルボ)が存在する管路を、自動的に走行することが可能です。

この能力を利用して、従来技術では侵入が難しく、点検や清掃を人手で行っていた製造現場の、自動化・少人化に貢献します。



※写真は、100A管向けSooha


ミミズはぜん動運動という縦波の伸縮波を一定方向に進行させることによって、地面との間に発生した摩擦により力強く地中を移動します。

この移動戦略には,移動に必要な空間が他の移動手段に比べて小さく,安定的な移動と大きな牽引力が得られます。Soohaはこの動きを模倣しています。



工場等の製造現場では、配管に関する課題が数多く存在します。


【事例①】

配管内に堆積した粉塵や油汚れによって火災が発生する可能性があるため、定期的に人手で清掃している


【事例②】

空調ドレン配管が、ドレンのぬめり等によって閉塞するため、人手により原因箇所特定および詰まり解消作業を行っている


これらには多くの人手と足場設置等のコストが割かれているため、ロボットによる自動点検および自動清掃が望まれていましたが、内径が100mmを下回り、かつ複数の直角エルボが存在する管路に長距離侵入することは、従来の技術では困難でした。

ソラリスのSoohaは、そのような課題を解決するために開発されたものであり、以下の優位性があります。


●高出力人工筋肉の採用により、大きな牽引力を発揮できるため、複数のケーブルをけん引    しながら複雑な管路を進むことが可能

●エアの給排気のみで制御する駆動部分は電気を使っておらず、防爆性に優れる利点がある

●本体が空洞となっており、その空洞領域を利用して、カメラ等様々なセンサーや清掃機構をビルトインすることが出来る


これらの特徴を発揮することで、これまで人手に頼らざるを得なかった配管の保全・メンテナンスの自動化を実現します。



<企業情報>

企業名称:株式会社ソラリス

設立:2017年9月

拠点:東京都板橋区東山町14-13

代表者:梅田清(代表取締役)

会社HP:https://solaris-inc.com/



<ご相談・お問い合わせ>

ご興味のある方は、是非お問い合わせくださいませ。


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