<掲載会社:有限会社アステック開発>
<概要>
金属製品部品を扱うものづくり企業では、ギア製品・シャフト製品など焼入れ加工後の金属製品品質検査として、金属硬度を品質検査規格としています。
金属硬度検査の方法としては、
①製造ラインから検査用部品抜取
②検査のできる大きさに部品切断
③破壊式硬度試験前準備として樹脂埋込・表面研磨
④ビッカーズやロックウェルなどの硬度計で傷や凹み方で硬度値を判断する破壊試験が一般的です。硬度試験した部品は傷や凹みが付いているため破棄されます。
既存の硬度試験方式では、検査作業工数・部品廃棄と『手間と時間と廃棄ロスが発生する。』非効率な検査です。
非破壊金属硬度測定システムは、磁気特性を応用する事で手軽に短時間で硬度測定が可能、非破壊測定方式で検査コストの大幅な削減とインライン全数検査が可能となり、品質管理データとして有効活用できます。
<製品説明>
一般的に非破壊金属硬度測定手法としては、音波・電気抵抗・X線・渦電流(磁力)などがありますが、本測定手法は磁束を用いた計測方式です。
海外では同原理を用いた計測方式システム製品があり、250例以上の導入実績があります。
弊社、『磁気を活用した非破壊金属硬度測定技術』は、金属物性の組織状態を磁束でスキャンするセンシング技術と、物性を解析するソフトウェアの組み合わせで金属の物性情報(硬度等)を非破壊で測定します。
金属物性をデータ化できる事で、人の経験則でしか判断できなかった製品品質判断の自動システム化が可能となり、全数自動検査による不良発生削減・検査ロスを最小限にすることが可能です。
リアルタイムに判断する事で、人間には不可能な全製造行程の見える化や品質傾向予測、製造条件の最適化がリニアに調整でき、様々なソリューションDXに応用可能となる計測技術です。
※非破壊金属硬度測定システム NDH-20
コンパクトシステム、USB電源駆動にて測定場所を選びません。
<導入効果>
自動車部品メーカーとの共同検証では既存の破壊方式硬度検査と比較し、非破壊方式硬度検査導入で80%以上の導入効果実績もでています。
更には、全数検査による全数硬度データ管理にて、生産管理データとしての活用もでき傾向管理・不良予測・生産条件へのフィードバックデータで使用するなど、新しい工程管理データとして有効活用いただいています。
※導入効果比較
<企業情報>
企業名称:有限会社アステック開発
設立 :2005年
拠点 :【本社】
〒433-8104 静岡県浜松市中央区東三方町23-5
アートテクノ会館 3F
【GPI研究室】
〒431-1202 静岡県浜松市中央区呉松町1955-1
光産業創成大学院大学 起業ルーム13
代表者 : 鈴木達己
URL :https://astechk.com/
■ご相談・お問い合わせ
ご興味のある方は、是非お問い合わせくださいませ。
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